神田 きくかわ(神田店)
訪問日: 2021年9月5日(日) 訪問時間: 11:00(ランチ) |
うなぎ部員Aが家庭の事情で海外に拠点を移すことになり、しばらくは部員全員での会合ができないため、貪欲に忙しい予定の間をぬって、日曜も営業している、神田きくかわに行ってきました。
東京メトロ銀座線 神田駅の5番出口でるとすぐ目の前という好立地で、建物は和風なしつらえですが、近代建築らしい構造的な頑強さを備えた、総合的に都会派の店舗です。
しばらくはうなぎ部揃っての活動はできないので、念の為10:30から並んだ部員Bですが、2階席も含めるとそこそこの収容人数なので、そこまで頑張らなくてもよかったみたいです。
よく知っているお客さんたちは、開店(11:00)5分前にぞろぞろと涼しい顔して入店してきました。
膝の怪我治療中(A)&正座が苦手(B)なうなぎ部は、2階の座敷ではなく1階のテーブル席をお願いして、着席。さほど広くはないですが、ユニークなレイアウトで清潔感があって居心地よし。
ランチメニューのうな重は、うなぎのサイズ違いでイ、ロとあったので、迷わず大きい方(一尾半)の うな重 【ロ】(5,610円)を注文。
「仕入れによっては二尾付」という、当たりくじ付きみたいなワクワク感をさりげなく仕込んであるのが心憎いですね!(当たれ〜当たれ〜と心の中で声高に祈るB)
さてさて、ビジネス街のうなぎ屋さんのランチタイムともあってか、意外とスピーディにサーブされました。
さて、当たりか??・・・いえ、うなぎさん、どんな感じででしょう??
おふたを開けますよ??
パカッ!!
おおっ!いい焼き加減!ムチムチうなぎ!
「当たり」、ではなかったですが、それでも1.5尾が、折り畳まれてますから量はしっかり。うなぎは肉厚系でした。
こちらのうなぎの特徴の一つは、タレの量が「最低限」でサーブされ、好みで追いダレできること。
きくかわさんのタレの味は、かなり甘めなので、ジャブ付けだと好みが分かれてきそうですが、うなぎの身の味をじゃましないよう品よく調整されているので、辛め好きの人にも美味しくいただけそうです。
蒲焼の焼き加減は、ややしっかりめの印象でした。蒸しもほどよく、身は柔らかすぎず硬すぎずでした。山椒は、香りも辛味も控えめタイプでした。ビリビリ好きな人には少し物足りないかも?
ごはんの炊き加減は中間くらい。量も平均的でした。
付け合わせの肝吸はお麩も入って刻みミツバが香る、ややぬるめ仕立て。塩加減が絶妙でした。
時々、一口デザートがついてくるお店がありますが、こちらもオレンジ付きでした。うなぎの余韻を断ち切るようで、もったいない気もしましたが、食べてみると、その余韻とよく合って、オレンジ自体がとってもおいしく感じました。
タイミング的に、来店客は激減していると思われますが、地元や近所にお勤めの勝手を心得ている雰囲気の常連さんが集まって、いつもの味を楽しんでいる風景はなによりの癒しでした。ごちそうさまでした!
神田きくかわ ホームページ
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