訪問日: 2021年7月9日(金) 訪問時間: 17:00(ディナー) |
部員Bのソロ活動で、神田の有名老舗居酒屋「みますや」に行ってきました。うなぎ屋ではないのですが、どじょうが名物ということで、”にょろにょろ繋がり”ってことで、こじつけてみました!
ご存知の方には説明不要ですが、なんとここは日本最古の居酒屋さん。関東大震災で一度消失し、この建物はその後再建されたものということですが、それでも大変風情溢れるインターフェースです。
看板の側面の電話番号にかけても、きっとどこにも繋がらないですが(繋がったら怖いですが)、昔の電話番号も歴史の深さを物語る、アクセサリーのように見えます。
暖簾を手の甲でそっと押しやり、頭を下げて入る仕草は、やはり日本らしい奥ゆかしさを感じられていいですね!では、入っていきます。こんばんは〜。
こざっぱりとした御座敷に案内されました。正座できない部員Bは、他に座敷のお客さんがいないことを良いことに、座布団2枚重ねて座椅子風にアレンジしました。
店内の中央には、主に一人客が座る大テーブル、その向こうに小さいテーブル席が見えます。常連さんが多いのか、お一人の方もカップルも、この空間をそれぞれのスタイルで乗りこなしていて、ゆったりと自然な空気が流れます。想像以上に、居心地が良いです!
手始めに瓶ビールと、骨つきふぐの唐揚げを注文しました。ポン酢をたっぷりつけていただきましたが、衣はサックサク、中の身はジューシーでぷりぷりで、いきなり「うっま!」と声を漏らしてしまいました!
次に、梅の風味が爽やかな入梅いわしの梅煮。入梅いわしとは、6〜7月の梅雨の時期に水揚げされるマイワシのことで、1年の中で最も脂が乗っているため人気が高いそう。
そのため、お刺身にしないともったいないといわれるのに、それを贅沢にも煮付けちゃってるわけですから、美味しくないわけがありません。たまたま「梅」の字がダブルになってますが、本当に梅の酸味と旨味と好相性です。ここで飲み物は日本酒一択になりました。
これまた人気の高い、牛煮込みも頼んでみました。数百円というお値段なので、小鉢で来るのかとおもったら、このボリューム!そして、じっくり味が染み込んでいてうまい!もうすっかりいい気分です!
居酒屋だっていうので、正直もっと手抜き料理かと思っていた(すみませんほんと)部員Bは、深く恥入りました。そして、これなら大好きな生肉もきっと美味しいだろうと確信、さくらを頼みました。うまい!うまい!これはお酒が進む!
ちなみにメニューの一部はこんな感じ。
安すぎやしませんか??このクオリティで。もし家の近所だったら、毎晩通うはずです。
最後に、うなぎ(にょろにょろ)部的なメニュー、お店自慢のどじょうの柳川をいただきました。
実は部員B、むかーしむかし柳川鍋を食べたことがあるのですが、にょろにょろが姿のまま鍋になっていたのが、ちょっと苦手に感じて、それ以来敬遠していました。今回も少しだけ躊躇していたのですが、、、
見てください!こんなに綺麗に開かれ、実に美しく、美味しそうなお鍋ですよ!ちっちゃいうなぎの白焼きみたいですね!
味付けも品が良く、塩気や甘味で誤魔化すことなく、どじょうの美味しさを引き出していました。どじょうの印象が変わりました!ごちそうさまでした!
みますや(食べログ)