うなぎ時任(麻布十番)
訪問日: 2021年8月6日(金) 訪問時間: 13:00(ランチ) |
2021年の土用の丑の日は7月28日。
世間のうなぎ祭りが一段落するのを待って、土用の丑の日の9日後、2021年8月6日に麻布十番のうなぎ屋さん「うなぎ時任」を訪ねました。
「うなぎ部」には、グルメなみなさんからいただいた情報をもとにつくった「訊ねてみたいうなぎ屋さんリスト」があります。
2021年5月、取材先を決める際に、事情があって、日曜日で都心にあって「予約ができるうなぎ屋さん」である必要がありました。
ところが、うなぎ部の「訊ねてみたいうなぎ屋さんリスト」にはそれに該当するうなぎ屋さんがありません。
困ったなと思い、ネットで調べて、たどりついたのが麻布十番「うなぎ時任」でした。ただ、ネットでみつけただけなので、味や店舗の雰囲気がよめません。グルメな友人何人かに聞いてみても、麻布十番「うなぎ時任」の味に関する有益な情報は得られませんでした。
この際、残念な結果になってもいいや、その時はあきらめよう、という覚悟で行ってみる事にしました。
すると、残念どころか、大正解!!一度訪ねただけで、居心地のよさ、味のよさに魅了され大ファンになりました。
ここ「うなぎ時任」は、偶然出会ってハラハラしながら訪問したがゆえに、結果とりわけ親しみを感じるお店になったのです。
広い店舗空間にカウンターと呼ぶにはぜいたくすぎる広々カウンターがあり、その対面はオープンキッチンになっています。
そのオープンキッチンのむこうにいるのは大将の時任さん。
うなぎの撮影許可をもらったので、撮影をしていたら、「僕もとってー」って陽気に微笑んでくれました!
この日のランチ「うな重」は超広々カウンター席に6名。全行程を予約人数分まとめて調理するスタイルです。
大将が丁寧に焼き上げて仕上げも大将。スタッフが大将の作業を見守ります。何一つ見逃さないぞというスタッフの目線に真剣さを感じる心地よい時間。
お重がおかれたら、大将が「照明が大切」とわざわざカウンター上の照明を調整して「当てて」くれたのはうれしかったですが、反射がひどくて撮影困難に。
有難迷惑(笑)
お重がサーブされると、待ったがかかります。
砂時計が出されます。
ふたを開けるの3分待ってね!!
そして3分が経過したので、蓋開けの儀式に参ります〜。
パカッ!!
分厚いうなぎ。かつ、真ん中は2重に重なってます。
もう一度いいます。
真ん中は2重になってます
うなぎの量が多いです。
ですが、余裕で食べられました。
そして、後味、余韻が素晴らしい。
直後に同じ量がでてきても間違いなく完食できてしまう余韻です。
ふたを開けて眺めて、一口いだだいたその直後に、肝吸がやってきました。
しまった、うなぎを食べてしまったと思った時すでに遅し。
うなぎが欠けた状態での撮影w。
この後、ゆっくりゆっくり「うなぎ時任」のうな重を堪能させていただきました。
まずは山椒は振らずにいただきいます。
次に山椒をうなぎにかけていただき、最後はいつもどおりごはんにかけていただきました。
「うなぎ時任」の山椒の香りは控えめに感じました。主役を引き立てるためのバランスを考慮されているのだなと感じました。
やや固めのごはんと主張が少ないやや甘めのタレ。
そこに、野沢菜の「酢」が組み合わさった時の絶妙な旨味が印象的でした。
カウンターでわたしの隣に座っていた男性は、お一人でランチコースを堪能されてました。麻布十番「うなぎ時任」の常連さんみたいです。
うな重だけだと、税込み6,000円ですが、ランチコースにすると、倍くらいのお値段のようです。でもでも、お隣のランチコース、すごくいい感じでしたので次はランチコースにしようかしら!いまから次の訪問が楽しみです!
今回同行してくれた方は「うなぎ時任」初訪問です。
わたしと同じくこの一度の訪問で大ファンになっちゃったそうです。
早速次の訪問を計画しているとのことでした!!
そうなっちゃいますよね!!
「うなぎ時任」に出会えて本当によかったです!!
うなぎ時任 ホームページ
今後も美味しい情報を発信して参りますので、よろしければ読者になってください!