うなぎ部 〜 美味しいうなぎの体験ブログ 〜

主に美味しいうなぎを食べる部活の活動報告

浜田屋(武蔵小山)

 

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浜田屋(武蔵小山

 訪問日:  2021年7月23日(金)

 訪問時間: 11:30(ランチ) 

 

うなぎ部員Bです。バテそうに蒸し暑い東京、精をつけねば!ということで、今日はうなぎ部リストからこちら、武蔵小山にある「浜田屋」をピック。

(うなぎ部には、訪れるべきお店のリストがあります。規則や方針やモットーはありませんが、「目的地」だけは具体的なんですね。)

 

武蔵小山駅 東口を出るとすぐに、立派なアーケードが。昔ながらの商店とフランチャイズ系がバランスよく混在していて、見るからに住みやすそうなエリアです。

人通りはそう多くないけど、生き生きした空気の流れる商店街

▲ 人通りはそう多くないけど、生き生きした空気の流れる商店街

アーケード散策をしたいと思いましたが、目的の浜田屋はアーケードに入ってすぐ。駅から徒歩1分あるかないかの好立地です。

 

消炭色のソリッドな格子がファサード全面を覆う、ちょっぴり強面の外観ですが、店頭に並べられたメニューやポップがそれを上回るフレンドリーさで、地元の定食屋さん的な立ち位置であることが感じられます。一人できても躊躇なく入店できそうです。

消炭色の全面格子が渋スタイリッシュなファサード

▲ 消炭色の全面格子が渋スタイリッシュなファサード

グランドメニューに2枚のラミネートがポップしています。なんと今日は四万十うなぎとブランドうなぎの坂東太郎もあるそう。開店待ちの列先頭のうなぎ部員ズ、どちらも選べるという贅沢に悶絶。選べない。。。

今日は「四万十うなぎ」も「坂東太郎」もあるようです!

▲ 今日は「四万十うなぎ」も「坂東太郎」もあるようです!

開店時間11:30となり、2階のテーブル席に案内されました。

席と席の間も十分に空いてて感染対策もバッチリ

▲ 席と席の間も十分に空いてて感染対策もバッチリ

広々していて居心地の良いインテリアに、テキパキ動き回る店員さん、居心地が良いです。改装して13年だそうですが、古民家風のデザインなのでしっとりした落ち着きがあります。

二階のテーブル席コーナー。奥には座敷があるもよう

▲ 二階のテーブル席コーナー。奥には座敷があるもよう

着席してもなお悩んでいた二人ですが、メニューの中で一番推している四万十うなぎに決めました。ミネラル豊富な四万十川の川海苔を腹一杯食べて、のびのびと育ったなんて、いかにも美味しそうです!

四万十川の川海苔を食べて育ったうなぎだそう

四万十川の川海苔を食べて育ったうなぎだそう

オーダーから待つこと30分少々、トレイにセットの全てが乗った状態でサーブされました。きらきらと輝く重箱に、お椀、お新香、そしてデザートもついてきました!

キラキラの重箱に、お椀、お新香、そしてわらび餅も!

▲ キラキラの重箱に、お椀、お新香、そしてわらび餅も!

 

四万十のうなぎはどんなだろう?

 

 

創業大正14年から継ぎ足し続けて守られてきたタレのお味は??

 

 

朝ごはん抜いてきたから、お腹が空いたな。

 

 

 

がっついて写真撮り忘れないようにしないと。。。

 

 

 

 

 

 

ああもう我慢できません!パカッ!

 

 

 

 

 

これが、人生初の四万十うな重でございます!!

肉厚なうなぎに、手毬麩入りの肝吸、贅沢!

▲ 肉厚なうなぎに、手毬麩入りの肝吸、贅沢!四万十うな重 4,730円

炙り加減も良い感じ。厚みがあります!

▲ 炙り加減も良い感じ。厚みがあります!

まず、そのまま最初の一口をパクリ。

ふむふむ。部員B人生初の四万十うなぎは、肉厚で臭みがなく、自然の甘みがしっかりと感じられる、やや弾力ある肉質。良質の白身魚感がありました。

部員Aは、弾力のある皮がカリカリに焼けてたところが美味しかったそうです。

部員Aの四万十うな重は、より形も整って見事!

▲ 部員Aの四万十うな重は、より形も整って見事!

秘伝のタレは、大正14年から継ぎ足しつつ使ってるというから濃いのかとおもいきや、むしろさっぱり系で、若干塩辛め、そしてわずかに苦味もある印象。大人の味わいですね。ごはんがもう少し硬めな仕上がりでも美味しくいただけそうです。


 うなぎの引き締まった身質と、しっかり目の焼き上がりなので、お箸で持ち上げることもできました。今回もご飯側に山椒を振ってみましたが、またこちらの山椒が特徴的で、香りはぷわんと強く、それでいて辛さはほとんど感じませんでした。

 

お麩か肝かどちらかが多いのに、両方入りだなんて!

▲ お麩か肝かどちらかが多いのに、両方入りだなんて!

セットのお椀は肝吸。肝とかわいい手毬麩も入っていて、正月料理のような華やかさです!細く刻んだゆずの皮から立ちのぼる、上品な甘い香りが食欲を刺激します。

 

一口でも甘味があると、余韻が楽しめる。これ重要かも。

▲ 一口でも甘味があると、余韻が楽しめる。これ重要かも。

 最後に、まだ楽しみが残っている!というのが今回嬉しかったことの一つ。

お重を平らげたら、お茶をすすってそそと席を立たねばならないことが多く、うなぎや料理全体の味を、同じ空間で振り返る時間が取れないことが多いので、この小さな葛餅のもたらした数分は、とても大きかったと思います!

どうしておいしかったのかな〜と、まだ味の記憶が薄れる前に振り返ることで、より美味しいものを食べた実感が強くなった気がします!

 

四万十のうなぎに満足したので、次は坂東太郎食べに来たいと思います!

 
浜田屋

tabelog.com



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