つきじ宮川本廛(三田)
10日後に土用の丑の日を控え、落ち着かないうなぎ部員Aは、本日「宮川本廛/三田店」にて自主トレを実施しました。
訪問日: 2021年 7月18日(日) 訪問時間: 11:30(ランチ) |
今日はなぜ「宮川」なのか。。。
わたしの行動範囲に「宮川」という鰻屋が多い事には数年前から密かに気づいていました。
そして、「うなぎ部」の活動をしているのにその「宮川」たる鰻屋に、まだ一度も行ったことがない事をずっとずっと後ろめたくおもっていました。
そもそもなぜ「宮川」は鰻屋なのか。。。
気になって具体的に調べてみると「築地宮川本廛(つきじみやがわほんてん)」という明治26年創業の歴史ある銘店からのれん分けしたお店という事がわかりました。
宮川という名前がつかない「うなぎ銘店」の話題ばかりクチコミをいただいてきてきましたので「宮川」はそんなに魅力がないのかな?と思ったりもしていました。
今日はそのあたりを探ってみようと思います。
メトロ南北線「白金高輪」を最寄り駅とし、徒歩5分ほどの場所。
周囲には商業施設がほとんどない住宅地。
そして、その住宅地になじんだ上品で落ち着いた外観のお店でした。
商品説明やディスプレイが店頭に多数あるも、商品力に自信がうかがえる品を保ったディスプレイ達。今のご時世にあわせて、お弁当や配送にも力を入れているだろう活気がうかがえます。
和モダンな店内に文明開化の時代を彷彿させるようなレトロな曲が静かに流れていました。のれん元の築地宮川本廛の創業が明治26年なのでその当時の曲なのではないでしょうか。
という事は、うな重ってもしやカテゴリは洋食??
うな重 松 3,960円
を注文しました。
「特上」「松」「竹」の違いを確認したところ、うな重「松」は一尾、うな重「特上」は松より大きい一尾、うな重「竹」は0.75尾との事。
注文してから20分ほどででてきました。
うーん、40分待つものと思っていたので若干物足りなさありではありますが、朝ごはんぬきでおなかすいたのでよしとします。
では早速、蓋開けの儀式に参ります〜。
パカッ!!
ご飯は固めが好みですが、ここはやや固めくらい。
タレは若干辛め、蒸しは弱め、焼きは見てのとおりしっかりめで程よい仕上がりでした。
半分食べたてとりあえず落ち着いたら最近発見したお気に入りの食べ方開始。
それは「山椒」のかけ方。
一旦ごはんから鰻をよける。
鰻ではなくごはんに山椒をまぶす。
この食べ方だと山椒のピリっと感がとっても心地いいです。パリッと感が高めの鰻だと作業しやすいのでぜひお試しください。
あっという間にごはん山椒にした残り半分も食べてしまい、食後は涼しくて広々した店内で大満足の余韻を楽しみました。
わすれちゃいけないのがおしんこ。
特に大根、なんだろう、ぬか漬けっぽいですが、ただのぬか漬けではない、なにかわかりませんが、すごく美味しかったです。
小さな箸置きにこのお店がお客さんと共有したい季節感を込めてるなーと感じました。他の季節はどのような演出なのか、とっても気になりました。
秋にも来てみなきゃですね!!
ここつきじ宮川本廛(三田店)が属する「宮川のれん会」には、都内複数店舗が加入しているようです。
各店舗、その地域・場所に応じた独自のメニューづくりでお客様に満足して頂ける「味」を追求し続けているとのことですので、三田店以外の店舗にもぜひ足を運んでみたいと思いました。
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