うなぎ部 〜 美味しいうなぎの体験ブログ 〜

主に美味しいうなぎを食べる部活の活動報告

うなぎ徳 西麻布店

お酒のアテの白焼

うなぎ徳 西麻布店

 訪問日:  2021年6月22日(火)

 訪問時間: 18:00(ディナー) 

 

六本木通りを、西麻布交差点から渋谷方面に数分上がったあたり。車線も多く、非常に多くの車両が行き交う六本木通りに面していながら、その喧騒に気づかぬかのようにひっそりと佇む、隠れ家的な「うなぎ徳 西麻布店」は、どの駅からも遠くて不便な立地にありながら、いつも多くのお客さんで賑わっています。(※現在は感染拡予防の観点から、空間的時間的な制限をして営業されています)

 

外観。写真を撮る部員の背後では、ビュンビュン車が走り抜けています

▲ 外観。写真を撮る部員の背後では、ビュンビュン車が走り抜けています

 

何度も通っている部員Bですが、緊急事態宣言解除で「お酒とうなぎ」のゴールデンコンビが復活!と、鼻息荒くディナータイムに駆けつけた次第であります。一人うなぎ飲みができない小心者なため、部員ではない友人を道連れにしました。

ぼんぼりのような灯りの灯る入り口

▲ やわらかな灯りの灯る入り口


いくつかの飛び石を進むと水槽があり、その右手の暖簾の先が入り口。西麻布らしい、おしゃれなモダン和風のインテリアです。

いくつかの飛び石を進むと水槽があり、右手の暖簾の先が入り口

▲ いくつかの飛び石を進むと水槽があり、右手の暖簾の先が入り口

店内には、厨房に向かって開くコの字型の大きなカウンターがあります。その背後にうなぎ漁で使う道具やアートワークが飾られた間仕切りがあり、その向こう側はテーブル席になっています。それほど広くない店内ですが、実際以上に広く見える工夫がなされています。

今回はコの字カウンターの中央に案内されました。

ワインのようなおしゃれスタイルで提供されるビールKAGUA

▲ ワインのようなおしゃれスタイルで提供されるビールKAGUA

まずはビールでしょ!でも、もうちょっと特別感が欲しい、というニーズに応えるビールKAGUAの赤で乾杯。あー美味しい。

 

お通しは卵焼きをあげて浸した、爽やかな一皿

▲ お通しは卵焼きをあげて浸した、爽やかな一皿

素敵な色ガラスの器で出てきたお通し。お料理の名前を失念しましたが、卵焼きを揚げ出し豆腐のように仕立てた、手の込んだ美味しい一皿でした。一口いただいだ瞬間、日本酒を注文するしかないと確信しました。

 

箸置きもうなぎ

▲ 箸置きもうなぎ


注文の一皿目、うざくが出てきました。

うざく<並> うなぎをさっぱり爽やかにいただけるお気に入りの一品。1,320円

▲ うざく<並> うなぎをさっぱり爽やかにいただけるお気に入りの一品。1,320円

うざく(鰻冊)は、切ったうなぎときゅうりをお酢で和えたお料理で、夏の暑い夜にはぴったりです。ピンク色のは、蓮根の酢漬け。日本酒が美味しく飲める環境が整いました。

辛口のお酒を、江戸切子でぐいっと

▲ 辛口のお酒を、江戸切子でぐいっと

これだけで十分幸せな状態です。次は一人で、これを再現したいです。

 

うなぎ徳のお食事メニュー。飲める店らしいラインナップ

▲ うなぎ徳のお食事メニュー。飲める店らしいラインナップ

メニューの種類も豊富。ここで気になったのが、「塩焼」と「白焼」って何が違うんだろう?ということ。「塩焼」を置いているお店はあまり知らないので、こちらをオーダー。

 

塩焼<並>1,980円。お好みでレモンを絞って

▲ 塩焼<並>1,980円。お好みでレモンを絞って

こちらが塩焼。ふっくらとした身を香ばしく炙ってあります。脂が乗ってて、濃厚な味わい!

 

塩焼におろしと山椒を載せて。脂が乗ってて、塩だけでも濃厚な味

▲ 塩焼におろしと山椒を載せて。脂が乗ってて、塩だけでも濃厚な味

しっかり塩が効いていたので、レモンは使わず、おろしと山椒を載せていただきましたが、これが危険なほど、美味い!どんどんお酒が進んでしまいます。

 

となると、白焼も相当美味しいんじゃないか?という流れになり、「比較のために」頼んでみることにしました。

これが白焼。手前の醤油は生姜用とワサビ用に分かれています。

▲ これが白焼。手前の醤油は生姜用とワサビ用に分かれています。

こちらが白焼です。先ほどの残りの半分でしょうか。お醤油が2種きたかと思いましたが、これは生姜用とワサビ用で分けてくれているそう。

 

やはり油が乗っていて濃厚!なので、生姜やわさびをたっぷり使っても味負けしませんでした。これも大変美味でしたが、どちらかというと塩焼の方が部員Bの好みであります。

口直しに(暴走する食欲を少しスローダウンしたいので)、黒板メニューの水茄子浅漬を差し込んでみました。

暴走する食欲を少しスローダウンしたいので水茄子浅漬550円

▲ 暴走する食欲を少しスローダウンしたいので水茄子浅漬550円

この時期だけの水茄子。ぷっくりとした肉厚の柔らかな身に、同じく柔らかな皮が、しっかりと漬け汁を吸って優しい味わいに。

 

舌が整ったところで、〆のうな重に参ります。

いつも宝箱にしか見えません

▲ いつも宝箱にしか見えません

きました。楽しく美味しかったうなぎディナーも、これで終わりかという一抹の寂しさも感じつつ、しみじみと重箱の外観を愛でました。

パカッ!

 

〆なので、一番ポーションの小さいうな重を選択。うな重<竹>3,080円

▲ 〆なので、一番ポーションの小さいうな重を選択。うな重<竹>3,080円

〆なので、一番小さい<竹>にしました。0.75尾くらいでしょうか。ここまで散々食べてきたので、これでも十二分の量です。

 

柔らかだけど、しっかりと弾力も感じる身は焼き加減も程よく、端っこに行くほどカリッとした食感が楽しめます。

 

タレの味はやや濃いめな標準、といったところでしょうか。かかっている量も、ご飯の量にちょうど良い感じでした。山椒は緑色で、いい香り。辛味は強くありません。

 

ご飯が剥き出しになっているおかげで、タレのストライプがハッキリ見えます。こんなに正確な間隔でタレがけできる職人技に驚かされました。

 

料理人さんやスタッフさんの感じが良くて、何回きても居心地が良いお店です。場所柄、奇抜なファッションのお客さんも多く、うなぎを待つ間、どんなお仕事なのかしら?と想像するのも楽しいですよ。

 



うなぎ徳 ホームページ(西麻布以外にも、銀座、渋谷、LAなど10店舗展開) 

www.unagiya.co.jp

 

 

今後も美味しい情報を発信して参りますので、よろしければ読者になってください!