日本橋 いづもや
訪問日: 2021年6月18日(金) 訪問時間: 11:00(ランチ)※入店待ちの列に並んだのは9:45ごろ |
銀座線三越前駅から徒歩3分、日銀やCOREDOなどの大型ビル群が立ち並ぶ、キラッキラのビジネス街に、本店と別館、そして三越店の3店舗を構える老舗「いづもや」。
今回はランチタイムに10食限定で提供される特別メニューを求めて、別館へ行ってまいりました。
本店との距離は、わずか数十メートルですが、こちらの別館はテーブル席だけのカジュアルな雰囲気(本店はチラリと覗いただけですが。。)。
メニューが色々ありますが、我々のお目当てはこの足元の看板にある「限定10食うな重」!午前11時の開店ですが、どーしても食べたい衝動が抑えられず、9時45分に来店(※10時集合予定でしたが、さらにフライング)したところ、すでに4人のお客さんが並んでいました!
10時15分をすぎた頃からどんどん人が増え、10時20分には10食の枠は埋まりました。(その後も絶えずお客さんが来ていましたが、みなさん諦めて退散)
ありつける!という安堵と、厨房から漏れてくる香ばしいタレの香りに、胃がキュウキュウ言い出しました。
11時。看板が灯り、開店準備が調い、いよいよ店内へ!
別館店内は、こじんまりとした純和風なテーブル席。新型コロナ感染拡大防止対策を実直にやった結果、本来の雰囲気の良さが少し損なわれてしまった感はありましたが、それでもピアノジャズのBGMや、店員さんの柔らかな物腰に、十分リラックスできました。
列に並んでいる間にうな重とお椀(部員Aは赤だし、部員Bは肝吸を選択)の注文は済んでいるので、店内では飲み物だけを注文。
程なく、お椀と香のもの、続いて重箱がうやうやしく?運ばれてきました。ちなみに、写真に2つ写っている瓢箪型の山椒は、感染予防対策のため、アクリル板のあちらとこちらに一つずつ用意されていました。
じゃあそろそろ、いきますよ…
いきますよ?
パカッ!!
こっちも、パカッ!!!
これが限定10食のうな重です!一尾半が重箱の中にひしめき合っています。否、ひしめき合い切れずにはみ出して(折り畳まれて)います!ボリューム的には、グランドメニューの「桐(5,060円)」と同等ではないかと睨んでいますが、これで税込3,300円は破格と言えるでしょう!
焼きは、強い焼き目がほとんどない、均一な「美人さん」で、身のふっくら柔らか加減が見事でした。お店の方に聞くと、うなぎの状態を見て、蒸加減も決めているとか。そのせいか、滑らかさは「クリーミー」と表現しても良いくらいでした。
タレの味は、さっぱり辛口。程よいバランスで癖がなく、ど真ん中な印象です。ほかのテーブルのお客さんが追いダレ注文をしていましたが、部員Bも、もっとたっぷり絡ませてくれても美味しくいただけるなと思いました。
ご飯の炊き加減は、少し柔らかめ。うなぎの身が大変柔らかな仕上げなので、いい具合にマッチしていました。量的には標準くらいかなと思います。
山椒は、ベージュ色で、ピリピリ感の少ないタイプ。うなぎの風味を邪魔をしない、上品な香りでした。
1時間以上並びましたが、その時間を考慮しても、十分にお得と感じられるクオリティでした!
いづもやホームページ
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